対応紙袋のご紹介

INTRODUCING PAPER BAG

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対応紙袋のご紹介

適正包装にはバルブ袋の正しい選択が不可欠。
粉体や設備に合わせて最適なご提案をいたします。

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オープン袋とバルブ袋

包装用袋は大きく分けて、オープン袋とバルブ袋の2種類があります。多目的に広く用いられているのはオープン袋ですが、AMO の袋詰包装は基本的にバルブ袋を対象としています。なぜなら、粉体の包装用としては清潔・安全・効率などの面で、バルブ袋に多くのメリットがあるからです。
オープン袋への充填は、原則的に袋上部がすべて開口部で、そこに真上から被包装粉を落下させて充填を行います。一方のバルブ袋は、袋の隅に弁のついた挿入口が開いており、そこに吹込管を挿入して充填を行いますので、密封状態を保ちながら袋詰ができます。
バルブ袋は、パッカー単体があれば袋詰作業が基本的に完結し、ミシン掛け等の次工程が不要です。また、袋寸法が小さく充満率の高い荷姿となることも、バルブ袋の大きな特長です。


  

内弁袋(バルブ袋)の自動化メリット

バルブ袋をお客様が選択した場合には、当社の自動化ラインで適切な包装ラインか提供できます。
袋種別による自動化ラインの構成は下の表の通りです。

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バルブ袋の種類と封の仕方
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 内弁口封式

バルブ袋のうち、弁が袋内部についており、その弁部の化粧紙に糊が塗布されたものです。充填後は内弁により、ある程度の粉こぼれを防止します。
さらに、口封機で弁部の覆いを糊づけすることで袋を密閉。粉こぼれを完全に防止し、また外部からの異物の混入も排除します。AMOで自動口封を行う場合は、この口封式のバルブ袋を用います。

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内弁式

バルブ袋のうち、弁が袋内部についているものの総称で、上記の内弁口封式はこの一種です。
被包装粉が袋に充填されると、その粉が弁を外側に向けて押しつける形になります。これによって弁が閉まり、粉こぼれを防止します。
つまり内弁式バルブ袋は充填するだけで粉がこぼれない袋ともいえます。

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外弁式

袋に被包装粉挿入用の筒がついたような構造のものが外弁式バルブ袋です。外弁式は充填後にその筒を折り込むことで封緘します。
糊付けなどを必要とせず、折る作業だけで実用上問題のない密封度を達成できるため、手作業による袋詰めを行う際によく利用される方式のバルブ袋です。より完全密封するために、弁をヒートシールすることも可能です。

 袋の仕様

袋の材質

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クラフト紙袋
粉体包装用袋に広く用いられる素材が紙です。コストや強度、扱いやすさなどの面で、さまざまな袋の基準となっています。

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ポリ入りクラフト紙袋
重ねたクラフト紙袋の間にフィルムを挟み込んだ構造の袋です。防湿性が高いのが特長で、外気との接触で品質劣化するものの包装に向きます。

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最内層ラミネート紙袋
最内層にラミネート加工したクラフト紙を用いたクラフト紙袋です。被包装粉が紙に触れないため衛生的で、防湿性・気密性も高くなります。

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PP クロス内貼袋
層が外側から、PPクロス、紙、フィルムの順に重なった袋です。輸出用など、高い強度が求められる際に用いられます。

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スリット入り
ポリ入りクラフト紙袋

ある程度の防湿効果を保ちながら、袋内の空気が抜けやすいように、ポリフィルムにスリットを入れた袋です。セメント袋は一般的にこのタイプの内弁袋です。

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ビニール袋
ビニールのみを素材とした袋です。1層または2層で、各種形態のものがあります。

層の構成

粉体包装用の袋はここに挙げたような材質をベースに、それらを重ねた構造のバリエーションがあります。例えばクラフト紙を3層以上重ねるものや、さらにそれにポリ袋を組み合わせるものなどがあります。またコスト削減のために、特定層に再生古紙を用いる場合もあります。

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袋のサイズ・バルブのサイズ

同じ材質や層構成でも、袋やバルブのサイズは千差万別です。バルブ袋の場合、サイズは左図のように、長さ(L)・幅(W)・厚さ(D)で測ります。袋の容量は長さと幅でおよそ決まりますが、袋詰の際に重要なのは折り径です。これはバルブのサイズが折り径に規定される場合が多いためです。

AMOパッカーはバルブに挿入する吹込管を備えていますが、袋のバルブサイズはこの吹込管に合ったものを選定する必要があります。

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